しかし、この動画が公開されるや否や、今までライフルに賛成だった人やライフルに対してそこまで興味を持っていなかった人をも巻き込み批判が殺到。
「子どもにこんな姿を見せることはできない」、「大人としての品位が問われる」などと大いに非難された。
「学ぶ」という「悪」の経験
(Photo by Flickr)
子どもにタバコを吸わせたり、ライフルを持たせたりすることによって、今まで先入観を通して大人たちが見ていたもののフィルターがいったん外れ、物事の本質に迫ることができたようだ。
もしかしたら「子どもの目線」で何かを見ることによって、物事のいい部分、悪い部分がクリアになってくるのかもしれない。
大人になると様々なことを学び、経験してしまうので、多くの先入観に囚われてしまう。
もしかしたらそれによって正しい判断を狂わせていることもあるかもしれない。
時に学ぶことは悪となる。
学んでいくと次第に大人という「普通」の完成形に近づき、先入観やその場の雰囲気を重視して物事を判断してしまうのだ。