インターネットでは調べられない「本当のストーリー」
(Photo by KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭)
「物々交換プロジェクト」は多くの人々との交流で成り立っている。
そのなかで聞いてきたストーリーとはどのようなものなのか?
それが知りたければ、直接柚木氏のところで直に話を聞くか、アートイベントに展示されている彼が撮ったポラロイド写真から想像するしかない。
彼のブログを見ても、個々のストーリーについては書かれていないのだ。
インターネットを使えば多くのことはわかってしまう時代だが、そんな時代だからこそ、彼そして彼と関わった人にしか知り得ないエピソードの価値は高いものになる。
たわいのないことかもしれないが、そこでしか聞けない話だから。
「人との交流」でしか味わえない「温かさ」
(Photo by ゆのきけいすけびじゅつじゅんびしつ)
<タイでの物々交換プロジェクトの様子>
柚木氏のブログによると、「自ら人に関わりに行くこと」を信念に物々交換の活動している。
そこにはまた、「知らない人と話すなんて一番嫌なことだったのに、いつしか自分自身が変わろうとしている」