ファッションで「男女差別をぶち壊す」北欧の老舗百貨店
知らず知らず持ってしまっている、差別的なイメージなのではないだろうか。
ある老舗百貨店が始めた「モードの破壊」
(Photo by Åhléns )
そんなファッションへの固定観念を払しょくしようとスウェーデンの老舗百貨店「オーレンス」(Åhléns)が始めたキャンペーンがある。
その名も「服の権力構造を破壊しよう(Bryt klädmaktsordningen)」。
男女の枠を超えて様々なスタイリングを提案している今回のキャンペーン。
「ピンクのセーター」や「リボンの形に結んだショール」、スカートなどに身を包み、自信に満ちた表情でポージングする男性モデルからは、「性別にとらわれず自分を表現するべきだ」というメッセージが伝わってくる。
服を「売る」側であり、売るために男女それぞれのターゲットを絞った商品展開をしていかなければならない百貨店がこのようなキャンペーンを打ち出したのは、ジェンダーへの関心が強く、国民の消費への意識も高いスウェーデンならではなのかもしれない。
世界的なジェンダーレスブーム
(Photo by ZARA)