ファッションで「男女差別をぶち壊す」北欧の老舗百貨店
しかしファッションとジェンダーの関係は、世界的にも変化しつつある。
例えば、人気ファストファッションブランドのZARAは、「メンズ」「レディース」の他に新たに「アンジェンダード(ungendered)」というラインを発表し、ユニセックスなスタイルを提案している。
日本でも今年、中性的な服装や化粧、美容を楽しむ「ジェンダーレス男子」が話題となった。
その中でもタレント、読者モデルとして人気のこんどうようぢは、自らジェンダーレスブランド「DING」をプロデュース。
原宿を中心に中高生の間で人気を呼んでいる。
固定観念をぶっ壊す「ファッション新時代」
(Photo by DING)
今の時代、もはやジェンダーイメージをファッションと結び付けること自体古いのだろう。
「性別にとらわれず自分の好きな服、着たい服を堂々と着る」というのが、ファッションの新時代なのだ。
日本でも男子はスラックス、女子はスカートが当たり前の学生服が見直されたり、ビジネスや就職活動の現場で、「女性らしさ」をスカートやパンツでどうコントロールするかで悩む女性たちがいなくなる日も近いかもしれない。