医学はここまで進んでいた!男性版「避妊ピル」登場。
その実験結果がたったの2ヶ月前、10月27日に発表されたのだ。(参照元:JCEM)毎日欠かさず飲まなくてはいけない女性用避妊ピルとは異なり、この注射は、8週間に1度するだけで良い。効用を簡単に説明すると、注射から投与される合成のテストステロン(男性ホルモン)などによって体内のテストステロンを下げることで、精子の生産レベルを著しく下げ、その結果、高い避妊効果が期待できる。(参照元:GOOD HEALTH)
(Photo by DarkoStojanovic)
なんと、96%の被験者に避妊効果が出たが、残念にも実験過程で320人中20人の男性が副作用を訴え中止を求めたという。報告された1491件の副作用のうち39%はバースコントロール注射と関係がないと証明されているが、事実「気分変動」という副作用があったために実験は中止になった。それでも、75%の被験者が「一般に販売されるのなら使いたい」と言っていたそうだ。(参照元:CNN)この実験中止を踏まえ、ディスカッションのトピックとなったのが女性の権利。「気分変動」は女性用の避妊ピルの副作用でもあり、月経中の症状としても一般的なものである。
米ニューヨーク大学ランゴンメディカルセンターのセス・コーエン教授はCNNの取材の中で次のように話す。