プエルトリコのスラム街から学ぶ「消えゆく東京の文化」を守る方法。
はスラムとまでは行かない先進国の貧困地域にも非常に関連する問題だ。英国ロンドンでは何年にも渡って不動産市場は値上がりし続け、高すぎる家賃が理由で現在人口の3分の1が、基本的な生活に必要なお金を稼げていない現状がある。(参照元:everyinvestor)
(Photo by Nico Hogg)
そこで、イースト・ロンドンでは地元の人によって英国初のコミュニティ・ランド・トラストが立ち上がった。彼らは、廃墟となった病院をリノベーションし、相場の3/1の値段で地元の人に部屋を売り出している。(参照元:London Community Land Trust)地元の人の収入に見合った値段をこれからもキープしていくそうだ。これがロンドンの異常な住宅問題への光となっている。東京を例としてあげてみると、チェーン居酒屋や話題のパンケーキ屋さんが続々とオープンし、昔のアングラ感が薄れてしまったと嘆かれる下北沢。20年前から経営をしている地元のバーは家賃の値上がりに苦しんでいる。
そして最近、外国からの旅行者にも人気が出てきた高円寺は「ジェントリフィケーション」の次のターゲットといったところか。地元の人はパンクなこの街を守れるのだろうか。