くらし情報『脱原発を目指すドイツに存在する「元原発のテーマパーク」』

脱原発を目指すドイツに存在する「元原発のテーマパーク」

笑特に政治的なステートメントを掲げていないの。なぜなら、遊園地やホテルはレクリエーション施設だから。しかし、多くの人に安全で楽しい環境を提供できることに感謝している。そして、私たちは原子力発電所というとても珍しい場所で安全に遊べる事実に誇りに思うわ。だって朝から夜まで原子力発電所で遊ぶことができるなんて誰が想像できたの?笑
(Photo by Wunderland Kalkar)

「原発」を「笑顔が生まれる場所」へ。

2022年末までに原子力発電を廃止することを決めたドイツ。「脱原発」を掲げる前の話だが、未使用の原子力発電所は人々を楽しませる遊園地へと変貌を遂げている。脱原発への動きは、台湾が2025年までに「原発ゼロ」にする決断を下したように、欧州だけでなくアジアでも起こっている。
しかし日本には、もんじゅ・常陽も含めると、全国に59基の原子力発電所が存在。しかもJCASTニュースによると、建築中の原子力発電所も存在する。東日本大震災で日本が経験した悲惨な原発事故を二度と繰り返さぬよう、いち早く「脱原発」へ進むこと。そして現在建築中の未稼働の原子力発電所は、ワンダーランド・カルカーのような多くの人の笑顔が生まれる場所に生まれ変わってくれることを望む。

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