日本では高度経済成長に伴って大気汚染が「公害」として社会問題化した。急速な発展を遂げている現在のインドでは、WHO(世界保健機関)が容認する基準の15倍もの大気汚染物質が近年大量に放出されており、視界が利かないほどのスモッグが発生するなど深刻だ。人体に対しては肺がんや心臓病、呼吸器系疾患のリスクを高めるという。これを受けてインドの日本大使館は、大気汚染がひどいときには、不要不急の外出をしないよう呼びかけている。(参照元:Bloomberg, Embassy of Japan in India )。