今回は実験的な導入だったため、学校全体で実地する日は遠いかもしれないが、少なくともこれまでの「宿題はやればやるだけいい」という常識に疑問を提示し、改革の余地があることを証明、提案してくれたのではないだろうか。
(Photo by jutheanh)
一方、日本の教育はプレゼンテーションやディスカッションが少なく「記憶するだけの教育」で有名だ。また、日本には子どもを小学校生のうちから塾に入れ、放課後も勉強をさせる親が多い。いい大学に入り、良い会社に入らなければならないという社会的プレッシャーが大きいためだろう。教育の目的が「学ぶ」ためではなく「試験をパスする」ためで、記憶する教育が多いせいか、The New York Timesによると、日本人は答えがある問題に対してはとても優秀に解決策を見つける能力があるが、新しいアイディアを生むことは苦手な傾向にあるという。(引用元:The New York Times)子どものストレス削減と情熱を育むことを応援するアメリカの小学校の「宿題0ポリシー」。もしかしたら日本こそ取り入れるべきなのかもしれない。
Text by Noemi Minami ーBe inspired!
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