くらし情報『「セクシーな広告」の終焉』

「セクシーな広告」の終焉

に注目してしまうと、「他のもの」の印象が薄れてしまうという現象のこと。今回の場合、セクシーな広告を見たとき、覚えてもらいたい商品よりも、セクシーなモデルに注目してしまったということだ。つまり、長年愛されてきた「SEX SELLS」という手法は、消費者に商品を覚えてもらうのには向いていないことが判明した。(参照元:SCIENCE OF US、VAVVEN)

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セクシーよりも、タフがトレンド

さらに、世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー「ゲッティイメージズ」のビッグデータから導き出したビジュアルトレンドも「セクシーな女性」を起用した広告の終焉を示唆している。それは、同社が発表した2017年の広告写真におけるビジュアルトレンドを、前年の検索キーワードやダウンロード数、実際の広告を分析してまとめた「Creative In Focus 2017」で「グリティ・ウーマン」が打ち出されたからだ。グリティ・ウーマンとは、2017年の新しい女性の美しさの傾向として、慣例や壁を打ち壊す、タフで粘り強く、真っ直ぐで、苦しい場面も積極的に関わっていく女性を指しているゲティイメージズが考案したトレンドキーワード。

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