くらし情報『22杯目:日本の女性と男性が「同じ額」を稼げるようになるまで「42年間」もかかる。#EqualPayDay|「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会』

22杯目:日本の女性と男性が「同じ額」を稼げるようになるまで「42年間」もかかる。#EqualPayDay|「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会

ここで質問です。同い年、同じ職業の男女のあるカップルがいました。彼氏が1年で稼ぐ額を、彼女は1年と4ヶ月かけて稼ぎました。さて、ふたりが同じ額を1年で稼げるような世界になるまで、何年かかるでしょう?正解は「42年」。大学を卒業して22歳で就職したとしたら、定年後の64歳。せめて、定年前までに同じ額を稼げるような状況を作るためには私たちに何ができるのでしょうか。

42年かかるという事実

社会問題をハッシュタグで訴え、変革をもたらすハッシュタグ・アクティビズム。今回は4月4日の#EqualPayDayについて紹介する。

目次

・42年かかるという事実
・でもこの差って当たり前じゃないはず
・Equal Pay Dayがなくなる日


(Photo by Stephan Geyer)

Stephan Geyer

男性と女性が同じ仕事をしても、もらえるお給料は女性の方が少ない。女性の社長や育休など、新たな流行がでてきていても、いまだその格差は残ったまま。残念ながら、この賃金格差はまだまだ世界共通。男女の賃金格差に目を向け、声をあげていこうというキャンペーンが、イコールペイデイ。日本BPW連合会によると、日本は4月7日で、ちなみにアメリカは4月4日、スペインは2月22日なんだとか。ここまで国によってイコールペイデイの日に差ができてしまうのは各国が抱えるジェンダー格差ゆえ。

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