2017年6月8日 12:21
「黒人の髪の毛や髪型は真面目ではない」。白人のように“さらふわ”ではないから起こる「ヘアー差別」とは。
たかが髪、されど髪。 中学生の頃、自分が癖っ毛なのが嫌でストレートアイロンを親に頼んで買ってもらった記憶がある。誰かに言われたわけじゃなかったけれど、真っ直ぐな髪が美しいと空気で感じていた。ただ単純に2000年前半の流行りだったのかもしれないけれど。 もしあなたがアフリカ系の女性だったとしたなら、あなたが感じるその「空気」は時代の流行りの問題ではない。なぜならあなたの髪は「差別」の対象だから。髪が差別されるってどういうこと?と疑問に思う人もいるかもしれないので、まずいくつかビデオを紹介したい。
自然な髪は禁止。美しくない。
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学校ではなんでそんな髪してんの?とイジめられた
道端で私の髪について侮辱的な言葉を叫ばれた
白人みたいになって受け入れられたかったから、私は髪を真っ直ぐにしていた
これはハンガーゲームでブレイクしたアマンドラ・ステンバーグを筆頭とするアフリカ系の女優やミュージシャンたちが共有した体験談の一部だ。
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私の髪が鳥の巣みたいで、あなたは羊みたいに見えるわよと先生に言われた
南アフリカにあるPretoria High School では校則でアフリカ系の人の自然な髪が禁止されていた。