くらし情報『男女平等が世界最低レベルのサウジよりも女性議員が少ない国、日本。』

男女平等が世界最低レベルのサウジよりも女性議員が少ない国、日本。

過去最多の女性候補者が出馬する都議選が、7月2日に迫っている。とはいえ、2017年5月時点では、都議会議員の8割が「男性」だという。すなわち、女性議員は2割ほど。(参照元:東京都議会)これでも地方議会の女性議員の割合である12.1%(参照元:全地方議会女性議員の現状)を上回る数字だが、ジェンダーバランスが取れているとは言い難い状況だ。さらに憂慮すべきは、日本の衆議院の女性議員の比率が9.3%ということだろう。この数は国際的に見れば、193か国中164位という位置にあり(2017年6月時点)、なんと「女性に運転免許証を発給しないサウジアラビア」よりも低い値なのである。(参照元:The IPU)

目次

・異常に少ない日本の“女性”国会議員
・約120か国で導入中、女性議員を増やす秘策
・もう聞き飽きた?でも、選挙に行こう


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異常に少ない日本の“女性”国会議員

日本の女性国会議員の比率は、衆議院で約9%、参議院で約20%である。(参照元:日テレNEWS24)一方、世界の女性議員の平均割合は、両院を合わせると22.8%だ。
(参照元:朝日新聞DIGITAL) 女性議員が少ない背景には、男性基準で行われる候補者の選出や、女性の場合には得られづらい傾向にある配偶者からのサポートなどがあるという。また上智大学教授の三浦まり氏は、男性優位の政治構造の問題点として「女性蔑視の政治文化の継続」

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