6店目:「昆虫を食べることで多様な食文化に触れて欲しい」。昆虫・珍肉が食べられる高田馬場の獣肉酒家 米とサーカス。| フーディーなBi編集部オススメ『TOKYO GOOD FOOD』
「虫は嫌いだから」とこの記事を読むのをやめないでくださいね。(笑)昆虫だけでなく、ジビエとも呼ばれるシカ、イノシシ、アナグマのお肉から、ワニ、ラクダ、カンガルー、トド、ヤモリなどの珍しいお肉まで食べられる居酒屋です。
WHAT’S GOOD
ーお店で一番オススメの一品はなんですか?「6種の昆虫食べ比べセット」です。
(写真は5種)
CONCEPT & PHILOSOPHY
ーお店のコンセプトや信念を教えてもらえますか?お店のコンセプトは「“美味しいは楽しい” × “楽しいは美味しい”」です。国や地域ごとの食のルーツや宗教上のルールなど、様々な価値観を受け入れ、先入観を捨てて「多様な食文化」に触れてもらうことを目指しています。先人たちから伝わった「命をいただく行為」を神聖なものとして捉え、感謝と共に飲食店として次世代のお客様に「美味しい」と「楽しい」をつなげる世界観を作っていきたいです。ーお店のオープンの経緯は何ですか?弊社代表 宮下正徳が、友人の母の飲食店でたまたま鹿肉を食べ、美味しさに驚いた事から始まります。ちょうど害獣問題が社会的に問題視されだした頃でもあり、フレンチのジビエのような高級料理としてではなく、日本各地で昔から食べられてきたようなシンプルな料理として、誰もが食べられるような安価で鹿肉を広めたいと思い、2011年に米とサーカスを立ち上げました。