6店目:「昆虫を食べることで多様な食文化に触れて欲しい」。昆虫・珍肉が食べられる高田馬場の獣肉酒家 米とサーカス。| フーディーなBi編集部オススメ『TOKYO GOOD FOOD』
ー店名「米とサーカス」に込められた意味は何ですか?「米とサーカス」という店名は、愚民政策を批判する言葉として知られる「パンとサーカス」から引用しています。本来は、権力者から与えられる「パン(=食糧)」と「サーカス(=娯楽)」によって、市民が政治的盲目に置かれていることを指摘した、マイナスの意味の言葉です。が、私たちは一大衆として食事も娯楽もどっちも欲しがるよね!だからどちらも提供しよう!と逆説的に、ちょっぴり皮肉もこめて名付けました。
宗教的要素、菜食主義者、多種多様な価値観を受け入れ、先入観を捨て「多様な食文化」に触れて欲しいと考えてます。そう宮下さんが言うように、まずは恐れずに昆虫を食べてみてほしい。筆者も取材時に6種類の虫を頂いたが、さばかれていないそのままの姿の昆虫を噛み締めた時、「命を頂く感覚」を久しぶりに感じることができた。普段「食べよう」とは思わない昆虫や珍しい肉が食べられる「米とサーカス」に次の休みの日や、近くに行った際に行ってみてはどうだろうか。今まで味わったことのない食体験があなたを待っている。
来週の『TOKYO GOOD FOOD』もお楽しみに!
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米とサーカス
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