「快感」を与えてくれる女性器を「切る」という“リスクの高い流行”に警鐘を鳴らすアーティスト
事実、ザ・ ヴァルヴァ・ギャラリーへの反響はすごいそうだ。
毎日届くメッセージの量を見れば、オープンに身体の多様性について話し、教育を受ける場が人々に必要なことは一目瞭然です。多くの女性が「ザ・ ヴァルヴァ・ギャラリーを見るまで女性器に色々な形があるなんて知りませんでした」とメッセージをくれます。その時になって初めて彼女たちは自分たちの性器が普通だと知るのです。これはどれだけ教育がなってないかの証拠ですよね。子どもたちは人体について学ぶ機会がありません。もし教材にのっているとしても多様性については語られない。ほとんどの人が、2人に1人の女性の女性器の内側の陰唇が外側の陰唇よりも長いことを知りません。
これは変わらなきゃいけない。
「全ての女性器は美しい」、ヒルデは世界中の女性にこのメッセージを送りたいそうだ。
全ての女性器が美しい。色々な身体のタイプがあって、髪の毛のタイプがあって、肌の色があって、色んな顔、胸、手、足…全ての人が同じものを持っているなんて誰も思いもしないでしょう。それにもし一緒だったらつまらないです。“違い”が私たちを興味深くしてくれる。どんな形でもあなたの身体は他の人のと同じくらい美しくて、大切です。