「裕福層のゴミ」は「低所得者の学び」に。最終学歴「小卒」だった男が建てた社会を変える“ゴミの図書館”
彼の心の中には“たくさんの本が捨てられている場所の地図”がひっそりと備わっていると言う。初めは同僚たちに「狂っている」と言われていたが、今では一緒になって本集めに協力してくれているそうだ。(参照元:VIBE)
貧困の街に、「初めての図書館」が開館
開館から約20年が経ち、今では25,000冊もの本がここには集まってきた。それをホセさんはさらに貧しい遠隔地に持っていき、より多くの人たちが無料で本と触れ合える機会を広めている。
不思議なもので、私たちが多くの本を贈れば贈るほど、たくさんの本がまた手元に来るんだよ
(引用元:BBC)
彼の言動に心を動かされ、今では彼が作った図書館に各国からボランティアたちが集まって本を寄付したり子どもたちに勉強を教えたりしているという。「非常に甘やかされた環境だね」とホセさんは嬉しそうに笑う。
(引用元:ALJAZRRRA)
「50歳」の「高校生」、誕生
ホセさんは「本は希望と平和のシンボルだよ」と語る。(引用元:AFP) 学ぶことで視野が広がると、社会のためにやれることがどんどん増えていくのだろう。1冊の本が25,000冊になり、多くの人の可能性を広げている。