「裕福層のゴミ」は「低所得者の学び」に。最終学歴「小卒」だった男が建てた社会を変える“ゴミの図書館”
地元紙は「ロード・オブ・ザ・ブック」と彼を称えているそうだ。(参照元:lonelyplanet)しかし、なぜホセさんは誰かのためにここまで一生懸命になれるのだろうか。その答えはホセさんの妻が語った言葉に隠れていた。
彼は社会の一部です
(引用元:ALJAZEERA)
そう、私たちは生きている限り「社会の一部」なのだ。そんな当たり前のことをホセさんはしていただけ、ということなのかもしれない。日本人はコロンビアに比べると教育水準は高く、多くの知識を持っている。ホセさんのように、その知識を貧困で苦しむ人のために少しだけ使ってみてもいいのかもしれない。私たちは決して個人で生きているわけではない。
「自分は社会の一部」であるという意識を一人ひとりが持つことができたなら、きっと世の中は“よりよく”なっていくはずだ。
ルイス・ディアス 2得点で勝ち点3獲得に貢献!