「女子生徒にスカート着用強要」という中身がなくて、古臭いルールが社会からなくなるべき理由。
スポーツをするのが大好きなオーストラリアの11歳の女の子、Sofia Myhre(ソフィア・ミーレ)。彼女は小学校の制服でスカートを着なければならないせいで、休み時間に男の子みたいにスポーツができないのに怒りを感じていたという。そこで文部大臣に「女子生徒が制服のスカートを強要されることは公平ではない」と手書きの手紙を出し、なんと小学校の規則を変えてしまった。確かに…。この話を聞くと今まであまり考えても見なかったが、不思議に思ってしまう。そもそもなんで女の子はスカートを強要されなきゃいけないの?
ソフィアちゃんの文部大臣に向けた手紙Photo via GOOD
スカートを履かなければならないというルールに意味はあるのか。
スカートを履きたい子も入れば、履きたくない子もいる。それは女の子にも男の子にも言えることである。
ジェンダーや性に関係していることもあれば、そうでない場合でもだ。それなのに現在、ほとんどの制服のある学校では体が女の子の子にだけスカートを強要しているのが事実。あまりにも長いことそれが「当たり前」だったため、疑問にすら思わない人もいるかもしれない。でも11歳のソフィアちゃんの行動から考えさせられることがあるのではないだろうか。