くらし情報『#9 男の子か女の子か、どちらかじゃないとダメって誰が決めたの?21歳の「性別のない」アーティスト。| GOOD ART GALLERY』

#9 男の子か女の子か、どちらかじゃないとダメって誰が決めたの?21歳の「性別のない」アーティスト。| GOOD ART GALLERY

男と女。長い歴史において、性別はその二つで語られることがほとんどだった。それも今変わろうとしている。社会派なアーティストを紹介するBe inspired!の連載GOOD ART GALLERYでは今回、男でも女でもないagender(エイジェンダー)のアーティスト、akina arakakiを紹介。

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Photo by Carolina Martinez
まず最初に確認しておきたい「性別」というコンセプト。社会のなかでは一般的に生まれてきた体と心の性別は一致していることが前提で話されることが多かったが、それは間違い。男性の体に生まれてきても、女性の心を持つ人や、女性の体に生まれてきても、男性の心を持つ人たちがいる。体とのギャップに違和感を感じ、身体的治療を望む人が「性同一障害」と呼ばれたりするが、体と心の性別が一致していない人が必ずしも手術をしたいわけではない。
手術を必要とする人、しない人を総称してトランスジェンダーと呼んだりする。「ジェンダー」という言葉は日本語でいうところの性別を意味するが、日本語の「性別」にはないニュアンスが含まれる。「社会的・文化的に形成された性別」を意味するからだ。

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