若手映像作家のUMMMI.は『チーム・ハリケーン』は「アタシたち」の映画だと話していたが、それは登場人物が誰1人として完璧ではなく、それぞれがもがきながらかっこ悪く生きているからかもしれない。暴言を吐いたり、意地悪を言ったり、調子にのってみたり…彼女たちは、人間らしい。だからこそ彼女たちの友情や、努力を愛おしく見守りたくもなる。本作の監督アニカ・ベウは作品について「ティーンエイジャーだった頃の自分へのラブレターなの。そして、自分と、1度はティーンエイジャーだった大人、そして今ティーンエイジャーとして生きている子たちへ、思春期に抱える独特のエネルギーとか弱さを愛して、大切にしてあげてっていうリマインダーなの」と話す。(引用元:Women and Hollywood)誰もが1度は経験したことのある、ティーンエイジャーという特別な人生の期間。その頃の経験を乗り越えた人もいるかもしれないし、引きずっている人もいるかもしれない。どちらにせよ『チーム・ハリケーン』の8人の誰かに強く共感し、もがきながらもどこまでも自分らしく生きる彼女たちに勇気付けられる大人は少なくないだろう。
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