くらし情報『「規格外の野菜」が棄てられる日本で、オルタナティヴな販路“青山ファーマーズマーケット”が必要な理由』

2018年3月12日 08:27

「規格外の野菜」が棄てられる日本で、オルタナティヴな販路“青山ファーマーズマーケット”が必要な理由

参加するレストランは、運営事務局に事前にお金を預けることになっている。どんな野菜が届くか分からないのにこの仕組みが成り立つ理由は、「シェフの考えと生産者の考え、消費者の考えが一致しているから」。現在は渋谷区から15店舗のレストランが参加している。

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都市に“顔の見える人間関係”を取り戻す。ファーマーズマーケットが目指す“人間関係のハブ”

都市とは違い農家が多い地方では、損得感情のない人間関係をよく見かける。たとえば、近所の農家がとれたての野菜を「よかったら食べて」と届けてくれることも少なくない。そうしたコミュニケーションが生まれるのは、常日頃から密なやりとりがなされているからこそ。顔の見える関係性が重要なのである。
ファーマーズマーケットは、単に新鮮な野菜の販路になるだけではなく、都市に少ない“心の豊かさ”を育む取り組みともいえる。

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拝原さんは、「Re-think Food Delivery」のシステムを全国に広げようと奮闘中


。「新鮮な野菜を新鮮なまま提供したい」という考えから、参加店舗は渋谷区内に限っているが、仕入先の農家はエリアを拡大しつつある。想いを持って農作物を育てる農家を応援し、ファーマーズマーケットの価値を最大化しようと挑戦中だ。

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