元証券マンが愛犬と一緒に過ごしたくてオープンさせた、動物愛護もミートフリーも押し付けないベジタリアンカフェ
そして、お客さんたちも完食してくれる人ばかりで、残飯が残っていることもほぼないという。
「できるだけオーガニックにしたい」。でも難しい日本の現状
加えて、「人に何かをするべきだと言うのは、居心地が悪くて好きではありません」と語るジョナサン。特に、母国ではない場所で、“外国人”である自分がこうしたトピックについて語ることは難しいと感じている。
伝えたいことがあるとしたら、とてもシンプルですが、「動物を食べる量を減らすことは、あなたの健康にとってもいいし、環境にとってもものすごくいいし、動物の幸せにとってもいい」ということです。動物のことも環境のことも、全部つながっているので。でも僕は押し付けたり強制をしたいわけではありません。一人ひとりの生き方や考え方を尊重しているので。
だからベジタリアンを表立って推奨することもしないし、「ベジタリアンにならないとだめだ!」と表明することもしない。それが僕のやり方です。
今秋にはビジネス街である大手町に2店舗目をオープンする予定。忙しいビジネスマンたちに合わせて、すぐに買って食べられるパッケージ化した商品を中心に販売しようと考えている。ただ、お店の数を増やすことにも執着はしていない。