くらし情報『#004「小人に対する固定観念を覆したい」。“小人バーレスク”として活躍する、ちびもえこが開いた新境地 |車椅子ジャーナリスト徳永啓太の「kakeru」』

#004「小人に対する固定観念を覆したい」。“小人バーレスク”として活躍する、ちびもえこが開いた新境地 |車椅子ジャーナリスト徳永啓太の「kakeru」

その頃、もともと単独イベントではなかったこのイベントが単独イベントとして開催させていただけるようになり「生き様ナイト」として始まったのです。私の生き様とは、と考えるようにもなりましたし、そのタイミングで共演者のIGさんが「海外のテレビでバーレスクは少しの笑いが必要と言っていた」とおっしゃっていたんです。さらにその言葉を踏まえた上で、その頃バーレスク界の大先輩の方が定期的に開催しているイベントに呼んでもらって初めて自分の身内がいない空間でパフォーマンスする機会をいただき、リアルなお客さんの反応も感じました。そしてその時初めて生でプロのバーレスクダンサーさんのパフォーマンスを見させていただいたんです。本当に感動しました。何よりもお客さんが楽しそうでみんなが笑顔の空間でした。そんな様々な出来事が重なり価値観が変わり、自分のパフォーマンスでも取り入れようと思って、自分の身体を見て皆さんに笑ってもらえるような演出をしたこともありました。

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徳永:表舞台に立つことで誰かに影響を与えることが増えてきたと思います。
今だからこそ聞きたいのですが、世間や同じ境遇の方に伝えたいことはありますか?ちびもえこ:小人に対する固定観念を覆したいですね。

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