チュ・ジンモインタビュー 恋するイメージから一転! 男だらけの現場に…
ラストの結末はある人がポイント
登場人物の内面重視。この作品におけるこうした傾向は、このインタビュー中の限られた時間の中での彼の発言からも強くうかがえる。最後の壮絶な銃撃シーンについても然り。
「あのラストの銃撃戦では現場はハチャメチャ。音もすごいし、自分がどこで何をしてるか見失いそうだったよ。そういう状態で登場人物の感情を表現するのは決して簡単なことじゃなかった。アクションで頭がいっぱいの中で、生死の淵に立つ男のドラマがよく見えないのでは、という理由で撮り直しになったこともあったんだ。結末について?明らかに死ぬべき、死ぬであろう人間はいるけど、ポイントとなったのは(自身が演じた)ヒョクの弟(チョル/ソン・スンホン)がどうなるか?生きるべきか死ぬべきか…みんな悩んで、最後は監督に委ねたんだ」。
そう言ってニヤリと笑ったジンモ。誰に誇るでもなく、自らの美学のために文字通り命を賭ける男たちのさまを見てほしい。
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