瑛太が「おれを出せ」と直談判! 豊田利晃監督が最新作の秘話を明かす
と出演の経緯を説明した。
編集作業のさなかに東日本大震災が起こったとのことで「(震災の影響で)内容は変わってはいないのですが、見え方は違ってくると思う。映画は世の中や社会を否定する男の話で、ちょうど3月頃、原発のことやTV局に対する批判が高まってた時期だったので、よりメッセージが伝わるんじゃないか。こんなときにこういう映画を作っていいのか?という思いはあったけど、それは観る人が決めてくれればいいと思ってます」と思いを語った。
本編のラストには渋谷のスクランブル交差点が登場するが、このシーンについて監督は「僕のデビュー作の『ポルノスター』はスクランブル交差点で始まるので、そこで雪を降らせて終わるのも面白いかなと思いました。雪降らして撮ってたら警察が来たので、逃げて終わりました」とゲリラ撮影だったことを明かした。
ユナボマーの事件に関して「爆弾や(山奥の)小屋の描写以外に直接的な影響はない」と言いつつ「ユナボマーにも観てもらいたい」と語るなど、大胆な発言で客席を沸かせていた。
『モンスターズクラブ』は2012年GW、ユーロスペースほかにて公開。
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モンスターズクラブ 2012年GW、ユーロスペースほか全国にて公開
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