くらし情報『【シネマモード】『50/50』を書き上げたW・レイサー「人生に必要なのは、笑い」』

【シネマモード】『50/50』を書き上げたW・レイサー「人生に必要なのは、笑い」

「ところが、その会話の後、映画化に向けて脚本化するアイディアが頭に残ってしまって。それ以外に、僕の経験を人に伝える術を知らなかったし、この方法なら多くの人に知ってもらえるとも思ったんだ。だから、少し回復してきたところで、セスとエヴァンに相談をしたんだ。すると、“いいじゃないか!”と言ってくれた。でも、書き始めるにはそれから1年半かかったね。だって、とにかくあの時期を思い出すのはとても辛かったから。でも、一度書き始めると止まらなかった。すっかり取り憑かれてしまったんだ。
当時、TV番組に関わっていたから、朝執筆して、仕事を終えたら夜また書く、そんな日々だったね。たぶん、書き上げるまでに1年半から2年ぐらいはかかったと思うよ」。

がんとコメディという正反対の要素を組み合わせたことで、オリジナリティあふれる物語に仕上がった本作。ユーモアあふれる表現を多用したことで、人生において大切なものは何かというメッセージもより強調されているこの作品を観て感じたのは、人生に笑いは必要なのだということだ。
「辛い時期を過ごしていても、笑いが救いになることもある。これは実際に、今年多くの日本人が経験してきたことでもあると思う。

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