チャン・グンソク×キム・ハヌル “ペット&ご主人様”から“好き”になる瞬間
イノの立場からしたら、男としてああなっただろうなというのも十分共感できたし、ウニも複雑な心境でイノのことを気になってるんだけど、あんなふうに振り払ってしまう、そんな彼女の気持ちが胸に響いたし、すごく共感できました」と話すハヌル。さらに、「映画のような状況でも、十分に恋は芽生えると思う」と共感を示す。
「男女の関係においてどんなスタートかというよりも、過程や結果の方が大切だと思う。私自身、若い頃は一目惚れすることもたくさんありましたけど、年を重ねてからはなくなりましたね。長い時間をかけて相手のことを、こういう面があるんだと人間的に知った上で好感を持ったときに、その人が男らしさを見せたり、男らしいケアをしてくれたときに気持ちが揺らぎますね」。
これに対して「正直に言えば、それは僕に会った瞬間のことを指してるんだと思うよ(笑)」とグンソク。彼の“好きになる瞬間”はこうだ。
「映画の中で、イノは最初は“ペット”としてご主人様の帰りをずっと待っているんですが、次第に忠誠心でご主人様を待つのではなく、彼女が一緒に時間を過ごしたい人にに変わっていくんです。
そんな感情を抱くようになってからは“ペット”ではない、別の彼の姿が描かれています。