シネマカフェ的海外ドラマvol.253 「ホワイトカラー」N.Y.現場レポート 最終回
プロダクション・デザイナーのスティーヴン・ベアトリスによると、「シーズン1当初はホワイトだった部屋の壁を、オフホワイトに塗り直したんだ。居候として住み始めたニールの好みが徐々に現れ、ダークな部分もある彼の内面が反映され出したということだね」とのこと。キャラクターの変化に合わせ、セットそのものをマイナーチェンジしていくのもプロダクション・デザイナーのお仕事です。ちなみに、ニールお気に入りのバルコニーもきちんとありましたが、一望できる摩天楼だけは写真を施した巨大カーテン。スタジオ撮影にはおなじみのアイテムですね…。
次に見学したのは、ニールが入り浸っていることでもおなじみの(?)ピーター&エリザベス夫妻の自宅。リビング、キッチン、寝室など、朗らかな夫妻の雰囲気に合わせたほっこりインテリアに心地よさが表れています。スティーヴンによると、こちらのセットでもマイナーチェンジがあった様子。
「パーティプランナーからキュレーターへ、働く女性としてステップアップしていくエリザベスの変化に合わせ、より上品なインテリアに変えていったんだ」と教えてくれました。
そして最後に待っていたのは、モジーが寄り付かないことでもおなじみの(?)