シネマカフェ的海外ドラマvol.257 男たちのコンビ愛にキュン! 第3回
自らの感情を極力抑えながら冷静沈着に物事を進めようとするフィンチと、少々の(?)Sっ気とエージェントとしての自信&スキルを武器に奮闘するリースの凸凹コンビ感、さらにはどこか微笑ましい会話のやりとりにほっこりさせられることもしばしばです。
そんな2人のコンビネーションについて、製作総指揮のJ.J.エイブラムスに語っていただきました。「意外な組み合わせの2人が一緒になって犯罪に立ち向かうドラマは過去にもあるけれど、リース&フィンチの場合はキャラクターが相当具体的に描き込まれていて、それぞれ謎に満ちた過去を持っているのが見どころだと思う。2人がどんな経緯を経て現在に至ったのか、時間をかけてじっくり紐解かれていくからね。それに、2人のキャラクターが対照的なのも魅力。一方のフィンチは完全に頭脳派で、人を助けるマシーンを作り出したものの、自分の持っている情報を肉体的にも精神的にも上手く使いこなせないでいる。一方で、リースは勇敢でスキルもあり、それを復讐のため、人から情報を引き出すため、人を思うように動かすことができる。フィンチはリースに、自分のスキルを活かす場を与えたということだね。
2人は全く対照的でありながらも、互いを必要としている。