新鋭・能年玲奈は意外と強心臓? 「怒られてもご飯は美味しいです」
と苦笑を浮かべていた。
阿部さんは「タバコを吸うシーンは20テイクくらい重ねた」と告白。比較的自由にアドリブで演じたという石原さんは「能年ちゃんとの滑り台のシーンは重ねましたね」とふり返った。「何の違いだったんですか?」という石原さんの質問に監督は「滑り台が滑ってなかった。景気よく躍動的に行ってほしかった」と微妙な違いを説明する。
小柳さんは「牛乳を飲むシーンは、4リットルくらい飲みました」と明かす。本作のために10キロほど体重を増やし、髪形も含め大変身を遂げており「いまの感じとだいぶ違うのでそれだけで騙せたんじゃないかと思います。別人が出てますので(笑)、ご了承ください」と語った。
能年さんが演じた少女・まひろは強気でズケズケとものを言うタイプ。テイクを重ねること以上に“大先輩”の阿部さんに向かって、暴言に近いセリフを言うことがつらかったようで「阿部さんにこんなこと言っていいのかな?と怖くなりました(苦笑)。カメラ回る前に『こえぇー…』って思いながらやってました」と緊張気味にふり返る。
だが、そんな能年さんに阿部さんは「堂々としてましたよ」とニッコリ。姉役の石原さんも「能年ちゃんはテイクを何度重ねても顔色ひとつ変えずにカラッと重ねていく」