宮崎吾朗監督、近況を聞かれて「ちゃんと仕事してます」と苦笑い…
それに大人にとっては、イギリス人特有の毒気というか、アイロニーが感じられる」と説明した。
一方の伊藤さんは、短編アニメの世界に進んだきっかけを「’94年に、アードマンのスタジオを訪ねたこと」と明かし、「だから、いまでも心の拠りどころですね」と最大級のリスペクトを示す。伊藤さんの視点からアードマンの魅力は「いい意味で独特なワガママさがある。いまや世界的に有名なスタジオなのに、そのカラーは全然変わらないですね。予定調和じゃないヤンチャさも子どもたちのツボを付く」のだとか。「そういう意味では、アメリカよりも、日本の感性に近いかもしれない」と付け加えた。
写真撮影には主人公のショーンと、赤ちゃん羊のティミーが駆けつけ、宮崎監督&伊藤さんと対面。また、『コクリコ坂から』以来、表だった活動が発表されていない宮崎監督は、記者から近況を聞かれると「毎日ちゃんと仕事をしています」と思わず苦笑い。
現在、ある企画を準備中だと言い、「言うと怒られるので言えないですけど…。完成ですか?来年くらいには…」と新たな展開を示唆する一幕もあった。
ショートアニメ「ひつじのショーン」シリーズ3は、5月11日(土)からNHK Eテレで放送スタート。(text:cinemacafe.net)
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