「MAD MEN マッドメン」インタビュー…明暗を彷徨う“ドン・ドレイパー”という男
しかも、それが素晴らしい作品への出演料ならなおさらだ。『MAD MENマッドメン』は僕がこれまでのキャリアで体験した中で間違いなく最高の仕事だ。だから、自分たちの望む形で番組を終えられることをとても嬉しく思っているんだ。番組が突然打ち切りになるなんて、最悪の終わり方だからね。僕自身、どんな物語の結末が待ち受けているのか、とても楽しみにしているんだ」。
ちなみに、シーズン5の第3話では、初めて監督にも挑戦したジョン。「正直なところ、役者でいる時間との調整がとても難しくなるだろうなと心配していたんだ。途中でエネルギーが尽きてしまうんじゃないかってね。
でも、実際には、監督をすることで、とてつもないエネルギーが湧いてきた。おかげで、自分が知り尽くしていると思っていたドラマを、まったく新しい視点から見ることができるようになったよ」。
ドン・ドレイパーの運命から目が離せないばかりか、ジョン・ハムの初監督エピソードまで見られる充実のシーズン5。物語のフィナーレまで、シーズン5を含めてあと3シーズン。「MAD MENマッドメン」の世界にどっぷりと浸るのは、これからでも遅くない。
「MAD MEN マッドメン」