“フレンチロリータの新星”誕生! カンヌを騒然とさせた『ヴィオレッタ』ビジュアル解禁
母親に気に入られたいヴィオレッタは被写体となることを選ぶ。しかし、母の要求は徐々にエスカレートし、大胆なポーズを要求されることに。煌びやかな衣装とメイクを重ねたあどけない少女は、次第に“大人の女”の色香を漂わせ、退廃的な少女に変貌していくのだった…。
本作が注目を集め始めたのは、遡ること2年と半年前…2011年度のカンヌ国際映画祭で「批評家週間50周年記念作品」として上映されると、そのセンセーショナルな作風から現場は騒然となり、そして絶賛を受け、一気に話題となった。
撮影当時はたった10歳。幼さを残しつつも、すでに妖艶な雰囲気を醸し出し、少女・ヴィオレッタを見事に演じ、アナマリア・バルトロメイは作品さながらに大人たちを次々と魅了していった。
自分自身の過去を監督という立場から描き出したエヴァも、「ほかの子役とは雰囲気、感覚が全く違う」とアナマリアを高く評価している。美しい見た目だけではなく、アナマリアの魅力はフランスの国境を超え、海外の映画祭(ムンバイ国際映画祭)でも、母役を演じたイゼベルと共に「主演女優賞」を獲得している。
『ヴィオレッタ』は5月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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