【特集:アナと雪の女王】ディズニーの遊び心に驚愕…隠れた名キャラクターを発見!
エルサを探す旅から戻ったアナを優しく迎え、アナをねぎらうシーンで登場する。“魔法の力”をもったエルサの噂が世間に広まるのを恐れた前国王と王妃が、お城の門を閉ざし、できる限り人との関わりを避け、使用人の数も最小限となっている中で、カイとゲルダは残りアナとエルサに仕えており、前国王からの信頼も厚いことが伺えるキャラクターとなっている。
原作「アナと雪の女王」は、ウォルト・ディズニー本人までが映画化を切望した作品で、今回の映画のアイデアは、この原作の感情を捉えながらも、現代的スピリットで語ることにあったといえる。
「雪の女王」は、少年・カイが世界をネガティブな目でるようになる原因となった割れた鏡を通して、正義と悪の戦いを描いた物語だが、クリスバック監督は「私たちはこの戦いにインスピレーションを受けており、また、物語全体を通し伝えられているメッセージをしっかりと受け止めています。特に、この物語でカイを救おうとする少女・ゲルダに私たちは魅力を感じました。彼女の性格の中心にある、前向きさ・愛・強さ・固い決意といったものが、結実し始め、やがてアナの原型となっていったのです」と語る。また共同監督を務めたディズニー初の女性監督ジェニファー・リーは、「誰もが理解できる現代的な作品を目指していた私たちは、恐怖心こそが、人間にネガティブ な想いを抱かせ、また、人間関係を台無しにしてしまうのではないかということに気づいたのです。