2014年11月19日 13:00
【特別映像】ブラッド・ピット×ローガン・ラーマン、特別な絆に注目『フューリー』
エアー監督は、ウォーダディーを「冷静沈着だが、部下には愛情をもって接し、敵を心から憎んでいる」と説明、「戦争も佳境の中、ノーマンが配置されることによって、他の乗員たちの心境にも変化が生じる。家族が1人増えたのと同じようなものだ」と、兵士たちの家族のようなつながりを強調する。
戦車の乗員のひとり、装填手“クーンアス”を存在感たっぷりに演じたジョン・バーンサルは、新兵のノーマンについて「俺たちの4年間を、彼は配置初日に体験することになる」と話し、またローガン自身も、「この映画は全てにおいて想像を超えているものだった」と証言する。
常に生か死かの狭間に立たされる戦地において、自分の持っているすべてをノーマンに託そうとするウォーダディーは、彼を成長させるため、時には情け容赦ない命令を下す場面も描かれている。「これはノーマンの軍人としての成長物語でもあり、戦争の残酷さを伝える物語でもある。ノーマンとウォーダディーの関係こそが、この映画の真髄だ」と、映像の最後に監督は語る。
また、プレミアに先立って行われた来日記者会見で、ブラッドは、「新米のノーマンは人間の慈愛や正義感を持っているが、それは戦場では通用しない。