【シネマVOYAGE】ジャズに浸りながらレトロな旅を…『ストックホルムでワルツを』
50~60年代は北欧デザインの全盛期真っ只中であるだけでなく、ファッション界ではミニスカートが流行。そんな時代のレトロでお洒落なファッションも満載でみどころになっています。ちなみに、雑貨でいうと、モニカの実家のキッチンなどに出てくるカップなどはヴィンテージを使っていて、購入もできるそうです。
お洒落な北欧の町は、現代に生きる私たちにとって魅力的。モニカが歌うジャズクラブもお茶を飲んで過ごすカフェも、首都ストックホルムの街は本当に絵に描いたよう。実際に行ってみたい!と旅ごころをくすぐられます。
また、モニカの故郷、ストックホルムから300km離れた小さな田舎町、ハーグフォッシュは原風景の広がるのどかな町。都会とはまた違う意味でとても魅力的です。
けれど、モニカのセリフにハーグフォッシュは「ちっぽけな町」とあるように、彼女にとっては魅力的とは言えないんですね。自分が生まれ育った愛すべき町ではあるけれど、夢を叶えるために飛び出したい町でもある。モニカが何度も行き来したハーグフォッシュとストックホルム、300kmを実際にドライブしてみるというのも、この映画ならではの旅になるでしょう。ストックホルムを旅した際に訪れてみたい映画のロケ地は「Café Valand(カフェ・ヴァーラント)」