【シネマVOYAGE】ジャズに浸りながらレトロな旅を…『ストックホルムでワルツを』
と「Nalen(ナーレン)」です。モニカがスウェーデン語でジャズを歌うきっかけとなるシーンで使われているのが「Café Valand」。1954年創業の老舗カフェです。「Nalen」は1888年に建てられた歴史あるライブホール。襟付きの黒いコートチックなドレスを着たモニカが「歩いて帰ろう」をスウェーデン語で歌ったライブ風景が撮影されました。
時間とお金に余裕があるなら、ストックホルムからニューヨークという旅もありです。ジャズ評論家にその歌唱力を認められて、冒頭はマンハッタンのジャズクラブ「Swing 46」で歌い、エンディングでは再起をかけて「LENOX LOUNGE」で歌うモニカ。ハーグフォッシュ→ストックホルム→ニューヨークという経路で『ストックホルムでワルツを』をなぞる旅。
決して近い距離ではないですが、それでもモニカは町から街へ旅を続けた──それは歌うことへの情熱ゆえ。とてつもない情熱を持っているからこそ、彼女が歌う歌が人の心に突き刺さるんです。そんなモニカの情熱を感じる旅になりそうです。もちろん、長旅のおともにはモニカ・ゼタールンドの歌を忘れずに!
また、今月の12月20日(土)