「Dior」に初めてカメラ潜入！ ドキュメンタリー映画『ディオールと私』

パリ・コレまでに与えられた時間は異例の8週間。ラフが提案する斬新なアイディアとデザインをもとに、寝る間も惜しんで一枚の布に命をディオールの魂を吹き込むお針子たち。彼らは、通常4～6ヶ月を有する準備期間の半分以下で、54体ものオートクチュールを完成させなければならなかった…。

1947年の設立以来、パリ・モンテーニュ通り30番地に建つ「ディオール（Dior）」本社。その上階に位置するメゾン・ディオールの中枢であるアトリエに初めてカメラの潜入を許された本作。世界が注目するディオール・オートクチュールの舞台裏に迫る、観る者の心を揺さぶる“ドラマティック・リアル・ストーリー”となっている。

撮影は、ラフ就任からの8週間の期間のみ。解禁される本作の貴重な場面写真には、カメラ嫌いでも知られるラフが、悩ましい表情でドレスを見つめる様子や、彼を支えるチーム・ラフの献身、偉大な伝統を支えて続ける105人ものお針子たちと、1枚のドレスができ上がるまでの裏舞台を垣間見ることができる。そして、苦労の末にアトリエから誕生したドレスを美しいモデルたちが身に纏い、エレガンスなコレクションを披露する場面も登場する。