と意外にも笑いを追求する熱い姿勢を見せ、会場は見た目とのギャップに笑いと驚きに包まれていた。
本作は6月10日に幕を開ける「トロント日本映画祭」のオープニング作品として上映されるほか、「上海国際映画祭」のパノラマ部門への出品も決定!原田監督がトロント入りすることも明かされた。海外の観客の反応が気になるが、大泉さんは、かなり速いセリフ回しが特徴の本作で自身のスピーディな掛け合いにどんな英語字幕が付くのか気になるよう。「無駄にやたら喋っているヤツに見えたら困る…」とあくまで自身の見え方が心配のようで、再び会場は笑いに包まれた。
原田監督は、改めて本作について「いまの政権が強権発動しようとしていますが、ひょっとしたら(女性や弱者が虐げられていた)天保の時代に返るようなところがあるかもしれない。この時代、庶民はどうやって苦しみに対し、戦って道を見出したのか?“いま”につながっていくところがあると思う」と力強く語る。また、観客動員数が60万人を突破したことを受け、100万人突破でもう一度キャスト陣も出席しての舞台挨拶を行うことを約束。さらに「200万人を超えたら続編を作ります」と宣言し会場はわき立った。