くらし情報『より良い未来を築くのは「諦めない気持ち」 『トゥモローランド』監督が熱弁』

より良い未来を築くのは「諦めない気持ち」 『トゥモローランド』監督が熱弁

作品にはバラエティ豊かな娯楽性に加えて、力強いメッセージ性も込められている。物語の背景にあるのは、テロや環境破壊、経済危機といった現代社会が抱えるさまざまな不安だ。「それでも、より良い未来に種をまき、水や栄養を与える気持ちを忘れちゃいけないんだ。自分の夢を信じ、一歩一歩進むことで切り開かれる世界が必ずあるはず。その象徴が、トゥモローランドなんだ」(バード監督)

バード監督自身は、子ども時代にどんな未来を思い描いていたのか?1957年生まれで、「子どもの頃は、冷戦が及ぼす恐怖を感じていた」と言うバード少年が夢中だったのは、アニメーション製作だった。「アニメを作り始めたのは11歳の頃かな。“BIG SHOT”と名付けたネズミのキャラクターを主人公にしたんだ。彼の移動手段は、キャノン砲(笑)。
子どもだったから『ネズミがキャノン砲で飛んでいくなんて、超クール』って思ったけど、いま考えると何とも非効率的だよね」と屈託なく笑う瞳は、少年そのもの。

そんなピュアな前向きさは、『トゥモローランド』の根底にも流れている。「映画作りで一番大切にしているのは、常に作品をより良いものにしようと、改善を追い求めること。

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