【インタビュー】『トランスポーター』エド・スクレイン、自身の役にアドバイス「戦うのはやめて安全運転を」
監督だったらシェーン・メドウズ、マイク・リー、マイク・ニューウェル、クエンティン・タランティーノ」と、仕事をしてみたい映画人の名前をポンポンと列挙。人生のベスト1映画を訊くと、「1本?困ったな…」と苦渋の表情を浮かべながらも、マチュー・カソヴィッツの『憎しみ』を挙げた。
「僕は映画作りを心から愛している。完成した後の宣伝活動すらもね。僕はこうして日本に来られて幸せだし、皆さんとお話できるのが楽しくて仕方ないんだ。もちろん、一番好きなのは撮影現場だけどね。上手くいかない時に試行錯誤するのも含め、映画作りの現場が好き。よりよいものにする、シーンの真実を見つける、そして真実を伝えるために最善を尽くすことに魅力を感じている。
フランクはストイックな男だからカメラの前以外でもシリアスな表情をキープしていたけど、心の中ではいつも笑顔だったよ(笑)」。
「日本に来られて幸せ」という言葉は本音のようで、実は来日中、日本語でのツイートにもチャレンジしていたエド。日本を離れる際も、「こんなにも早く日本を去るのは悲しいのだけど…いつかまた会える日を思うとワクワクします。いつも心に日本を」と、心に染みるコメントを書き込んでいた。