くらし情報『少女の目から世界のいまを知る…『わたしはマララ』『禁じられた歌声』12月公開』

2015年11月5日 20:41

少女の目から世界のいまを知る…『わたしはマララ』『禁じられた歌声』12月公開

そして『不都合な真実』でアカデミー賞「長編ドキュメンタリー賞」を受賞したデイヴィス・グッケンハイム監督によって、手書きアニメーションなど斬新なアプローチを交えながら、彼女の素顔と家族との絆に迫っていく。

■『禁じられた歌声』 イスラム過激派と難民問題を色濃く映す
フランスのセザール賞で「最優秀作品賞」を含む7部門独占受賞し、第87回アカデミー賞ではモーリタニアから初となる「外国語映画賞」ノミネートを果たした本作は、世界中から絶賛を受けている。

一夫一婦制が尊重され、結婚相手を女性が選ぶ権利もある、イスラム世界でも珍しい自由度の高い社会が形成されている西アフリカ、マリ共和国の古都ティンブクトゥを舞台に、つつましく暮らしてきた少女と家族がイスラム過激派の弾圧に立ち向かう姿を描き出す。難民問題の裏側を映し出し、彼らがどのように暮らしを奪われ、愛する国を離れたのか、リアルに感じられる作品となっている。

身の危険にさらされ、故郷を奪われた“難民”である2人の少女。そんな彼女たちが目の前の小さなことから世界は変えられると勇気をふりしぼり、声をあげている姿を、この2作からしっかりと見つめてみては?

『わたしはマララ』は12月11日(金)

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