2015年11月24日 14:30
【特別映像】カート・コバーンの自殺願望は本当か!?『ソークト・イン・ブリーチ』
このたび、解禁された本編映像の一部では、カート・コバーンが、事件前から自殺願望を持っていたとされている“通説”が誤解だったことが解説されている。
カートの友人の証言によると、「いつも幸せそうで、落ち込む様子もなかった」と、その楽曲の歌詞やパフォーマンスから受けるカートのイメージとは全く違った印象を明かす。また、カート自身も、生前のインタビューで「歌詞が独り歩きしてしまっていて、含みがあるように見えるかもしれないが、深い意味はない。文字通りジョークだ」と自殺と歌詞の関係性を否定。いまは亡き彼の笑顔を目にすることもできる。
そのようなイメージが独り歩きしてしまった理由について、犯罪ジャーナリストのマックス氏は「カートは長い間、ひどい腹痛に苦しんでいて、それこそ死にたくなるほどの痛さだったそうだ」と言及し、それが全然違う意味で広がってしまったのではと考察する。事実、カートは事件から1年前の93年には、「(腹痛の)痛みは全くなくなった」とインタビューで答えていたのだ。
最後に、マックス氏は、「コートニーが時間軸をめちゃくちゃにしたんだ。
カートの自殺願望は真実だと思えない」と自身の見解を述べている。