“時の人”をとらえた写真家の映画に同業者も共感…『ディーン、君がいた瞬間』ほか
また、「ハーパーズ バザー」や「ヴォーグ」など有名ファッション誌の表紙を手がけ、絵画のように豊かな表現力でニューヨークを撮影したカラー写真の先駆者の半生を追うのは、ドキュメンタリー『写真家ソール・ライター急がない人生で見つけた13のこと』(12月5日公開)。「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」と語り、あえて名声から距離を置いて生きたソール・ライターの人生が語りかけるものを考えさせてくれる。
本作の原題『LIFE』は、ディーンの姿を収めたストックの写真が掲載された「LIFE誌」を意味するだけでなく、ディーンとストック2人の“LIFE=人生”という意味も込めてつけたという。伝説の写真家たちの人生を描く映画から、被写体となった時代をつくった人物たちにも思いを馳せてみては?
<コメント>
■平間至(写真家)
ジェームズ・ディーンの生命は、デニス・ストックの写真によって永遠となった。
■操上和美(写真家)
ジェームズ・ディーンのあの傑作が生れた瞬間に立会えるなんて凄い映画だ!!
■シトウレイ(STYLE from TOKYO photographer )