2016年5月19日 20:00
【インタビュー】「ゲーム・オブ・スローンズ」M・ウィリアムズ、キャラクターと共に成長してきた6年間
「聡明」という言葉がぴったりの19歳。だからと言って背伸びしている様子は微塵もなく、至って等身大。前日に行われた来日記者会見で「フクロウカフェに行きたい!」と目を輝かせていた姿からも、一夜明けて希望を叶えたいま、「ネットで見たイメージとはちょっと違って…。フクロウたちが紐につながれていてちょっと哀しかったかも」と率直に語る姿からも、ありのままの彼女が感じられる。
そんなメイジー・ウィリアムズの出演する「ゲーム・オブ・スローンズ」が、いよいよ第六章に突入する。覇権争いの一角を担うスターク家の次女にして、過酷な運命に晒されるアリア・スタークを演じ始めて6年目を迎えるわけだ。
「アリアはシーズンごとに成長するキャラクターだから、12歳でオーディションを受けたときのアリアといまのアリアは違う。私にとっても、彼女の変化を演じるのが何よりも楽しいの。
子役が大人の俳優に脱皮するのは難しいと言われがちだけど、その点、私はアリアと共に成長してきた。可愛いだけじゃ終わらない役に出会えて、私は恵まれているわ」。
しかも、「成長する」と容易に言うのが躊躇われるほどアリアを取り巻く状況は厳しく、その中で「成長せざるを得ない」