2016年6月14日 19:30
『はじまりのうた』ジョン・カーニー監督が発掘した逸材に注目『シング・ストリート』
ヴィジュアルも良くて雰囲気もあり、声もいいしね」と抜擢した理由を明らかにする。
一方、フェルディアくんは、最初のオーディションのことを「会場に到着したとき、列がとても長くて、ついてきてくれた母に『何時間も並びたくないから家に帰りたい』と言いました。結局、我慢して5時間並び、ようやく僕の番が来て歌ったのですが、うまくいったと思いましたね」とふり返り、14歳の少年らしさをのぞかせている。
また、本作の見どころのひとつは、「デュラン・デュラン」「ザ・キュアー」「ザ・クラッシュ」「ザ・ジャム」「ホール&オーツ」「a-ha」「スパンダー・バレエ」など、当時を席巻した音楽であり、ストーリーを紡ぐ“80年代風”に制作されたオリジナル楽曲。フェルディアくんは、1か月の特訓を経て劇中のオリジナル楽曲を自ら歌い上げており、その歌声は予告編でも聴くことができる。
その澄んだ歌声はもちろんのこと、物語が進むにつれ、最初はサエなかった少年が不思議とカッコよさを増していく姿も見逃せない。『シング・ストリート未来へのうた』は7月9日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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