2018年8月22日 17:45
小谷実由「色々とセンシティブ」 仏映画『若い女』トークショー実施
小谷さんは「最初、タイトルもそうですけど、メインビジュアルの様子も31歳には見えなくて。観てみたら色々とセンシティブで、グサグサと刺さってきて。タイトルとポスターに意表を突かれました」とコメント。新谷さんは「このタイトルをつけられるのって、この映画の製作スタッフがみんな女性だからですよね。男性だと勇気が出ないんじゃないかな」と独自の考えを口にした。
■「冷たいパリ」…憧れの花の都パリとは真逆!?
劇中のパリの描き方について、新谷さんが「エッフェル塔、凱旋門、おしゃれなカフェ、じゃなくて真逆のイメージ。公園でゴミ箱を覗いたりするシーンもあって結構ショッキング。でもそれがこの映画の魅力なのかもしれないですね」と話すと、「冷たいパリですよね」と頷く小谷さん。
一方で、小谷さんは「でもやっぱりファッションはかわいかったですね」と言い、この日テラコッタのワンピースで登場した彼女は、「今日の衣装は、劇中でポーラが着ているレンガ色のコートを意識して選びました。青いニットも着たくなりました」と衣装でパリを感じていたようだ。
そして最後に小谷さんは、「観た後に、考えるための余白をすごく残してくれる映画だと思います。