くらし情報『見上げてごらん、広い空vol.2 空のもっとその先へ。 『宇宙へ。』』

2009年7月24日 23:21

見上げてごらん、広い空vol.2 空のもっとその先へ。 『宇宙へ。』

それと同時に、夢や希望、好奇心だけでなく、多くのものを宇宙へと放ってきました。故障した人工衛星、ロケットの破片など、宇宙開発にともなって、年々その数は増えているのだそうです。推定約数千トンの宇宙ゴミ(=space debris)が、地球の衛星軌道上をどうすることも出来ずに漂っているのだとか。実際に、宇宙ステーションや人工衛星などが衝突の危機にあり、宇宙飛行士たちの命の危険性もあるのだとか。自分たちの行動が、ゆくゆくは自分たちに危機として跳ね返ってくるというのは、まさにどこかで聞いたようなシナリオ。とはいえ、自らが蒔いた種なら自分たちで何とかしなければなりませんが、“受け入れ側”としては迷惑な限りでしょう。

人類の行くところにトラブルあり。“ロマンを追求する”と言えば聞こえはいいけれど、行く先々で様々な問題を起こし続ける私たちの行動範囲が広がれば、どんなことになるのか見当はつくというもの。
進化の弊害は、前回のコラムでも登場した手塚治虫の「火の鳥」に恐ろしいほどのリアルさで描かれていますし。

宇宙を愛すればこそ、考えなくてはならない問題もあります。膨大な資料映像の中からもし『宇宙(そら)

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