『1917』初解禁のメイキングも!異次元の没入体験に迫る10分超えの特別映像
今回解禁された約11分間に及ぶ本映像では、第一次世界大戦を体験した祖父の話をきっかけに初の脚本執筆に挑んだというサム・メンデス監督による本作の題材・ストーリー、そしてワンカット撮影という技法を選んだ想いについて明かすところから始まる。
続けて、スタッフだけでなくカメラに追い回されるキャストの動きも重要となる独特な撮影の中、主演に大抜擢されたジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンが登場し、ジョージが「舞台の芝居と同じ。間違えたとしても演じ続けなきゃならない」と語り、ディーンが「実際に台詞が被ることもあった」と明かすように、トラブルが起きても芝居と撮影を続行したという本作ならではのエピソードとその実際の本編映像が明かされ、本年度アカデミー賞で撮影賞を受賞したディーキンスが、自身の撮影にかけたポリシーについて熱く語る姿も映し出されていく。
メイキング映像では、ディーキンスが実際にカメラを覗いて撮影する様子や、メンデス監督ともにロケーションをみながら打ち合わせを重ねたり、ジョージやディーンも加わり美術セットも仕上がっていない平地の状態のロケ地でリハーサルに打ち込む姿、またジョージがスタントを使わずに自ら激流に飛び込んだり、砂の塊が容赦なく舞う戦場を駆け抜けるという身体を張ったアクションに挑む姿も。